ハンドメイドの造作家具
ハンドメイドの造作家具

無駄なスペースを使い切る方法や、空間を広く見せる方法など
暮らしに役立つアイデアを集めました。
お家に棚や収納を取り入れるアイデアを費用と施工事例で紹介します。
市販のものと手作りのものの特徴がわかれば、家族に一番合うものが見つかるはずです。
DIYで作れる暮らしに便利なものも紹介しますので、参考にしてみてください。

目次

実用性の高い棚
  リビングにカウンターテーブル
  枕元に棚があると便利
  食器棚は工夫次第
    キッチン上の食器棚
    料理動線を工夫した食器棚
  目的に合わせた造り付け棚
    大きな水槽を置くための丈夫な棚
    ウォークインクローゼットに棚を追加
無駄なスペースはもったいない
  階段下を全て使い切る
心理的に空間を狭めない方法
  窓を殺さず収納を追加
・少し遊んだ飾り棚
  思い出は楽しく飾る
・あると便利なものはDIY
  小さいキッチンにおススメの方法
  キッチン用品は手が届くところに
  意識高めにマガジンラック
  5分で完成!テレビ台
・最後に

実用性の高い棚

生活をする上で、ちょうどいい作業台があると作業性が上がり生活しやすくなりますね。
市販の台を置くことでも作業性は確保できますが、サイズやデザインがぴったり合うものが見つかるとは限りません。
そんな時にはオーダーメイドの棚がおススメ。
しっかりと計画して作り付けることで家族の生活にあったお家にカスタムすることができます。
また仕上げも選べるため、お家のデザインを統一させることができます。

リビングにカウンターテーブル

リビングのカウンター・飾り棚
リビングのカウンターや可動棚

勉強や来客用の予備テーブルを造り付け。
一定の広さを確保しつつ動線の邪魔にならないようにアール上に加工。
手作りなら色や高さ形など全て選べます。
費用はカウンターテーブルの加工・塗装・取り付けで40,000円ほど。
※造作工事のオプション工事になります。

枕元に棚があると便利

寝室の飾り棚
寝室の飾り棚

無印良品のベッド(オーク)に合わせて作ったナラ(オーク)材の飾り棚
角があると危ないのでアールに加工しています。
寝る前には暗い中を、手探りで目覚ましやリモコンなどを探していませんか?
加えてスマホ充電用のコンセントも設置すると便利です。
費用はオイル仕上げで20,000円ほど
※ナラ材など家具などに使われる堅木は杉やパイン材と比べて高額になります。

食器棚は工夫次第

キッチン上の食器棚

キッチンの棚1
キッチンの棚1
キッチンの棚2
キッチンの棚2

ポリランバー材で作った食器棚
料理器具は様々なサイズがあります。
大きめのフライパンを安全に乗せるためには40cmほどの幅が必要ですが、天井付近に大きな棚を取り付けると圧迫感があります。
そこで形状をアール状にすることで、軽快かつ使いやすい明るいキッチンになるように工夫しました。
費用は50,000円~
※特殊なデザインの場合は模型作成が必要です。

料理動線を工夫した食器棚

キッチンの棚3
キッチンの棚3

キッチンを工事する場合は、冷蔵庫や食器棚、炊飯器やレンジなど料理に必要なものの配置を料理をイメージしながら決める必要があります。
壁付けキッチンを工事しない場合、冷蔵庫や食器棚の配置で料理動線を計画します。
冷蔵庫やレンジなどは電気をたくさん使うので、配線を引き直す必要がある場合あります。
費用は85,000円~
※造作工事のオプション工事になります。

目的に合わせた造り付け棚

大きな水槽を置くための丈夫な棚

水槽展示用の棚
水槽展示用の棚

新築のお家に大きな水槽のディスプレイ用の棚を後付け
金属製の棚も薦めたのですが、金属製の棚のオーダーメイドは時間もお金もかかります。
高さや幅を細かく打合せして、黒い油性ペンキで仕上げました。
費用は90,000円ほど
※幅3900mm 奥行600mm 高さ800mm

ウォークインクローゼットに棚を追加

ウォークインクローゼットの棚
ウォークインクローゼットの棚

ウォークインクローゼットには丈夫な棚が不可欠
クローゼット用の既製品も便利ですが、無塗装の集成材を使用して、アルミ製のレールで組み立てる方法を選択
すっきりとかっこよく収まりました。
費用は55,000円~
※長さ3000mm 奥行400mm ハンガーパイプあり

無駄なスペースはもったいない

お家の中でスペースが足りない部分はありませんか?
間取りを変更するには大きなお金がかかります。
そんな時には無駄になっているスペースがないか探してみましょう。
少しでも大きく、少しでも使いやすく。
せっかくのスペース、使わないなんてもったいない。

階段下を全て使い切る

階段下の棚
階段下の棚

洗面脱衣室の一部(階段下)
脱衣スペースを確保するためギリギリまで階段下を利用
階段の形状に合わせて棚を計画し、棚の出幅を調整することで、脱衣スペースが20cm大きくなりました。
大工手間はかかりますが、お家のスペースを最大限活かすことができました。
費用は、斜め天井(棚なし)と比べてプラス30,000円ほど
※造作工事のオプション工事になります。

心理的に空間を狭めない方法

収納は増やしたい。
でも部屋が狭くなるのが嫌。というお悩みはありませんか?
そんな時には心理的に空間が広く感じる方法を利用しましょう。
人の目線は平均1m50cmくらい。目線の高さや天井が広ければ、部屋を広いと感じます。
逆に荷物は重いので低いところの方が収納には適しています。

窓を殺さず収納を追加

下部収納
下部収納

リビング隣のキッズスペースに設けた収納スペース
高さは900mm 奥行700mmですが、子供用品がかなり詰め込めます。
扉は既製品の玄関収納(下駄箱)の扉を使用しているので、新規で取り付ける他の建具と同じデザインを選ぶことができます。
収納容量の割に圧迫感がないので、リビングの腰窓の下などに設けることがおススメです。
急な来客時にさっと片付けられて便利です。
費用は60,000円~

少し遊んだ飾り棚

コレクションや思い出など飾っておきたいものもありますよね。
そんなディスプレイスペースは少し遊んでみても面白いかもしれません。
お家や収納家具は水平垂直な形のものが多く、椅子やカーテンなどのいびつな形のものを取り入れることで、空間が豊かになります。

思い出は楽しく飾る

思い出を飾る棚
思い出を飾る棚

遊び心で作った飾り棚
杉の節ありの集成材を選択。
箱を斜めに切り落として2つに分ける方法で作りました。
簡単なのでDIYでも作ることができます。
配置によってイメージが変わるので、こだわってみました。
費用は40,000円~
※特殊なデザインの場合は模型作成が必要です。

あると便利なものはDIY

棚や収納以外で、あれば便利なもので、ちょうどいいものが見つからないこともありますよね。
そんな時はDIY
作ってみるのも楽しいですよ。

小さいキッチンにおススメの方法

キッチンワゴン
キッチンワゴン

2000mm幅の小さなシステムキッチンに追加した天板と、引き出すことで作業スペースになるキッチンワゴン。
ポリランバー材でDIYしました。
ワゴン下部は鍋もおけます。
小さな家でも工夫次第で使いやすくなります。
使って気付いたことですが、天板を防水・耐熱(タイルなど)で作るともっと良かったと思います。
材料代は20,000円ほどです。

キッチン用品は手が届くところに

キッチンペーパーホルダー
キッチンペーパーホルダー

余り材で即席で作ったキッチンペーパーホルダーです。
壁についていると便利だそうで、今も妻が使っています。
材料代は5,000円ほどです。

意識高めにマガジンラック

マガジンラック
マガジンラック

マガジンラックは雑誌が上を向くように少し斜めに作るのがコツです。
垂直だと雑誌が前に倒れてきます。
材料代は10,000円ほど

5分で完成!テレビ台

テレビ台
テレビ台

テレビ台を買うお金がなかったので、即席で組み立てたテレビ台
ホームセンターに売っていた杉板をカットしてビスで止めただけ。
なぜか人気が高く、ずっと使っています。
材料代は3,000円ほど。
簡単なので、ぜひ作ってみてください。

最後に

どうでしたか?
市販のものと手作りのものにはそれぞれ特徴があります。
もちろん市販のものの方が安いです。
お家に合わせてぴったりに作れるのが手作りです。
物づくりが好きな方はDIYもおススメ。
リフォームや模様替えを行うときに参考にしてみてください。

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