お家の中で以前までは気にならなかったことも、年齢と共に少しずつ危ないなと感じるところはありませんか?
最近は大がかりな工事が不要の、後付け可能なリフォーム用商品がたくさんあります。
簡単にお家の不安を解消できる工事をいくつか紹介します。
目次
1・手すりの設置
屋内の手すりの取り付け
屋外の手すりの取り付け
2・段差解消
段差解消用の後付けスロープ
フロアー施工前に下地工事で段差解消
3・建具を引き戸に交換
アウトセット引き戸の取り付け
4・浴室の床を滑りにくい素材に
浴室にクッション性の床材を貼る工事
最後に
1・手すりの設置
階段やトイレなどに取付を希望される方が多い工事です。
バリアフリーリフォームは介護保険を活用できる場合もあるので調べてみることをお勧めします。
・屋内の手すりの取り付け
木造住宅に手すりを取り付ける場合には手すりを支えるしっかりとした木下地が必要です。
最近はリフォーム用に柱間で固定できる下地工事を必要としない商品があります。
下地工事が不要な分、短時間で工事できるようになりました。
施工例
周り階段の内側に取付け施工(外側にも取付可)
安心して上り下りできるようになりました。
工事時間は半日ほど
施工費は50,000円~
※下地の有無の確認が必要です。
屋内手すりの商品紹介
新築でも多く使用される屋内階段手摺(アルミ製タイプ)
・屋外の手すりの取り付け
玄関アプローチなど屋外の階段は
雨に濡れて滑る可能性もあり、特に危険の多い部分です。
施工例
玄関アプローチの階段
タイル面に後付け可能な屋外用の手すり
施工時間は半日ほど
施工費は60,000円~
※ビス止め(後付け)タイプの場合
屋外手摺の商品紹介
様々な手摺商品があります。
2・段差解消
少しの段差ほど気が付かず、つまづきやすくなります。
段差を解消するには、後付け用のスロープやフローリング施工時に行う下地工事でも解決することができます。
・段差解消用の後付けスロープ
後付けスロープ商品の紹介
お家の中の段差は様々なので、スロープはたくさんのオーダーメイドの商品があります。
工事は必要ありませんのですぐにお使いになれます。
・フローリング施工前に下地工事で段差解消
フローリング張り替え工事などの際にオプションで段差を解消する方法。
リビング入口の段差解消
内装工事時に行った段差解消。
少し特殊な段差解消法ですが、仕上がりも美しくリビングなどにお勧めです。
部屋ごとの段差を解消
新築でも使用されるバリアフリー見切り
部屋ごとに下地を調整し、入り口部分の段差を解消。
様々な調整が可能です。
3・建具を引き戸に交換
ドアに比べ引き戸は開閉時に体の移動がないことや解放時に他の通行の妨げにならないため、病院など公共の場所には引き戸が選ばれます。
・アウトセット引き戸の取り付け
既存のドアの枠を利用して大きな工事をせずに片引き戸に変更できる場合があります。
施工例
上吊りタイプなので、床をフラット仕上げることも可能。
施工時間は半日ほど
施工費は100,000円~
※既存枠に取付可能な場合
引き戸の商品紹介
車椅子使用の商品や連動の多連動タイプなど様々なタイプがあります。
4・浴室の床を滑りにくい素材に
浴室の床は滑りやすく、硬い材質である場合が多く、万が一の転倒時も危険です。
また冬季の浴室は非常に冷たく不快でもあります。
快適な入浴のため、床の変更を希望されることがあります。
・浴室にクッション性の床材を貼る工事
浴室の床にクッション性の床材を張り付ける商品があります。
簡単にタイルなどの浴室の床を、滑りにくい床に変更することができます。
クッション性の床材は熱伝導が低いため、冷たくないことも特徴です。
施工例
タイル面に直接貼ることができます。
施工時間は一日
施工費は50,000円~
※乾燥が必要なため、 施工日の夜はお風呂が使用できません。
浴室クッション性床材商品紹介
色もユニットバスに近いものが用意されています。
最後に
どうでしたか?
バリアフリー工事にも簡単にできることがあります。
お家に不安を感じたら参考にしてみてください。